エネルギー管理士をこれから受講・受験される方に向けた記事となっています!
この記事を読めば難易度、合格までのプロセスを理解することが出来ます!
勉強方法など様々な疑問を解決してください!
エネルギー管理士の国家試験難易度
一般財団法人省エネルギーセンターが発表したデータによると、合格率はおよそ3割程度となっています!
近年は3割越えとなっていますが、3割を切る年もあります。
年度 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
合格率 | 31.9% | 33.9% | 37.8% |
エネルギー管理士の資格取得方法
エネルギー管理士は誰でも免許を取得できる訳ではありません。
2項目の内いずれかの条件を満たす必要があります。
①国家試験合格後に1年間の実務経験を積む
②3年以上の実務経験を積んで認定講習を受講する
どちらの条件においても実務経験が必須となっており、国家試験に合格するだけでは免許の取得は出来ません
必要な実務経験については以下のサイトを参照下さい!
合格率6割越えの裏技
少し脱線しますが、実は国家試験に合格しなくてもエネルギー管理士の国家資格は取得可能です。
資格取得方法②の3年以上の実務経験を積んで認定講習を受講する。
実はこの認定講習の合格率は6割を上回ります!
合格基準に関しては公表されていないので分かりませんが、凡そ全科目で5割前後の正解率で合格可能だと考えています(過去の合格者の正解率より)
エネルギー管理士に合格する為の勉強方法
- 必要な科目以外を勉強する必要はありません。
- 勉強する順序を理解する
エネルギー管理士に一発合格する為にはこの2点が重要になります。
一つずつ解説をしていきます。
エネルギー管理士は必要な科目以外を勉強する必要がない
エネルギー管理士の試験では課目ⅠⅡⅢⅣまでありますが、課目Ⅳに関しては選択問題となっています。
自身の得意な系統の問題を1種類だけ選んで受験する為、課目Ⅳの他の問題については勉強する必要はありません。
勉強する順序を理解する
勉強する順番については課目Ⅱ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅲの順に勉強するのがおすすめです!
それぞれの課目の内容・勉強方法については以下を参照下さい!
課目Ⅱ【熱と流体の流れの基礎】
・熱力学の基礎
・伝熱工学の基礎
・流体力学の基礎
この課目では基本的に公式を暗記するのではなく、理解する事が重要です。
いつその公式を使うのか?どういった条件だと使えるのか?を理解する事によって問題を解くことが出来ます
また、課目Ⅳの基礎知識となっているため、この部分を理解出来ないと課目Ⅳでも得点が取れません!
課目Ⅳ【熱利用設備及びその管理】
・自動制御
・計測方法
・熱利用設備
この課目では課目Ⅱで勉強した公式を実際の設備に落とし込んで計算する必要があります。
ですが、課目Ⅱを理解した後であれば非常に理解がし易く勉強時間もあまり必要ありません!
課目Ⅳは熱利用設備が選択問題となっていますが、選択問題は熱交換器・熱回収装置がおすすめです!
【自動制御】【計測方法】に関しては暗記すれば回答出来ます!
課目Ⅰ【エネルギー総合管理及び法規】
・エネルギー総合問題
・エネルギーの使用合理化等に関する法律及び命令
この課目ではⅡⅣの基礎問題が出ます。
基本は選択穴埋め問題なので、過去問を数年間分解いていれば充分6割以上の正解率を取ることが可能となっています!
基本的には出題箇所がほぼ毎年同じです。
課目Ⅲ【燃料と燃焼】
・燃料及び燃焼管理
・燃焼計算
この課目は燃料や燃焼についての暗記問題となっています。
燃焼計算についても普通公立高校並の状態変化や化学変化が理解出来ればすぐに出来る様になります。
私の場合は勉強時間がもっとも少なく済んだ課目がⅢです。
エネルギー管理士の合格方法まとめ
エネルギー管理士の資格を取得するには実務経験が必須です!
認定講習を受講し、認定試験に合格することでエネルギー管理士の資格を取得する事が可能で、合格率は6割程度ある為、実務経験を既に経ている方は認定講習で資格を取得するのがおすすめです!
このサイトの勉強順や情報を活用し、エネルギー管理士の資格を取得して頂ければ幸いです
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